富士フイルムHD粉飾の影響!監査法人や内部統制は?決算発表はいつ?

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富士フイルムホールディングス(HD)は連結子会社の富士ゼロックスの海外販売子会社で不正な会計処理が発覚しました!

その結果4月27日に予定していた2017年3月期の決算発表を延期すると発表しました!

過去数年間にわたり、最終(当期)損益に計約220億円が不正計上されたとみられています。

なんともまぁ衝撃的なニュースが入ってきましたね^_^;

東芝の不正会計での決算発表延期や上場廃止が話題に上る中で、まさか富士フイルムホールディングズでもこのような事態になるとは。。

経理に携わるサラリーマンとしては、今回の報道に驚きを隠せません^_^;

今回の報道で特に気になったのは、、、

粉飾決算による影響(株価影響や上場廃止の可能性は?)

富士フイルムHDの監査法人や内部統制はどうなっていたのか!?

延期となった決算発表はいつになる!?

というわけで今回は、富士フイルムHDの粉飾決算をめぐる影響について!



粉飾決算による影響は?

さっそくですが気になる今回の不適切会計(粉飾決算)の影響(株価への影響や、上場廃止の可能性)について!

今回の事件では海外の販売子会社を通じて、220億円という巨額の不適切な利益計上(いわゆる粉飾決算)を行った富士フイルムHD。

富士フイルムHDの直近5年間の平均利益(当期純利益)が841億円ですので、実に平均年間利益額の25%に当たる水増しを行っていた結果になります。

これはもう完全にアウトですね^_^;

株価は目減りするのは間違いなく、東芝の時はストップ安になったことを考慮すると、相当な株価下落の影響がでるのは確実と言えます。

また、上場廃止の可能性についてですが、こちらについてはまだ東芝よりも希望がもてると言えます。

まだ富士フイルムHDの決算延期が今回が初めてですので、立て続けに決算発表の延期をした挙句、監査法人の意見がないまま発表に踏み切った東芝と比べれば、まだ状況はマシと言えるでしょう。

さらに気になるのは、なぜこのような粉飾が過去数年間に分かった起きてしまっていて、それがずっと看過されていたのかですね。

海外での子会社という地理的にも言語的にも手が届きにくい場所で、このような会計不正が生まれている例は、今回の富士フイルムHDのみならず、他の大企業でも過去見られている事例になります。

東芝のアメリカの原子力事業の子会社であるウェッチングハウス社しかり。

また2012年にオリンパスで起きた「飛ばし」と呼ばれる手法で過年度の損失を長期にわたって隠ぺいを行った事件においても、海外の会社が不正のスキーム(枠組み)に悪用されています。



 

富士フイルムHDの監査法人や内部統制は?

続いて気になるのが富士フイルムHDの監査法人や内部の管理体制がどうなっていたのかですね!

富士フイルムHDの2015年度の決算報告書(有価証券報告書)を見ますと、監査法人は新日本有限責任監査法人となっています。

しかし2016年度からあずさ監査法人に変更となっています。

こちらについては、監査法人が変更してから1年目にこのような不正会計が発覚するということは、従来の監査法人(新日本)では不正を見抜けなかったということでしょうか。

ちなみにこの新日本有限責任監査法人は、東芝の不正会計が発覚した際の東芝を担当する監査法人でした。

今回の富士フイルムHDの不正に関しても、何か過去から見抜けなかった要因があるのでしょうか^_^;

あるいは逆にあずさ監査法人だからこそ見抜けた何かがあるのでしょうか。

 

ちなみに先のオリンパス事件においても、両監査法人は事件に携わっており、金融庁は両監査法人に対して、業務改善命令を下しています^_^;

この2つの監査法人が絡むと、よくないことが起きるってことでしょうか。。

 

決算発表はいつになる?

続いて気になるのが、富士フイルムHDの決算発表はいつになるのでしょうか。

こちらについては今回の不適切会計の問題が解決された後に、決算発表となるのでしょうが、果たしてそれはいつになるのかは、現状は明らかになっていません。

(富士フイルムHD側から正式な発表があり次第、随時更新します。)

ですが東芝のように極端に遅くなったり、何度も発表を延期するとなると、上場廃止の可能性も出てきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

東芝の不適切会計を巡る、企業の財務情報の信頼性の問題が昨今話題になっていますね。

最近、破産手続きを行った旅行会社「てるみくらぶ」も粉飾決算を行っていたことが発覚するなど、かなり深刻な問題となっていると言えます。

経理に携わる立場の人間として、明日は我が身という気持ちが強くなりますし、このような事例を教訓に、気を引き締めなければと感じます。

今後も富士フイルムHDやそれを取り巻く外部の監査法人の動向や処分内容に目が離せませんね!



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